
こんにちは、栗原です。
今回は差別化するには専門店になる事と言うテーマでお話しします。
それでは今回のテーマを深掘りしていきます。
この記事を読むメリットについて
店舗の差別化する方法を知る事ができる
この記事の信頼性について
理容室で月の新規集客50人達成
差別化するには専門店になる事
差別化とは他店との違いを明確化する事です。
他店との違いを明確化するには専門店になる事、またはターゲットを絞る事で明確化されていきます。
何故なら専門店になる事でお客様はどんなお店なのかわかるからです。(明確化)
例えば食品店でスーパーマーケットがありますが他にも八百屋さん、アイス屋さん、パン屋さん、クレープ屋さんなどがあります。
八百屋さんは野菜を売っている、アイス屋さんはアイスを売っている、パン屋さんはパンを売っている、クレープ屋さんはクレープを売っていると店舗によってウリ(商品)が明確化される事でこっちは八百屋さん、あっちはアイス屋さんと店舗一つ一つの違いがわかりますよね?
そして八百屋さんに来る人は野菜が欲しい人、アイス屋さんに来る人はアイスが欲しい人、パン屋さんに来る人はパンが欲しい人、クレープ屋さんに来る人はクレープが食べたい人とターゲットが明確化されていきます。
この事から差別化(他店の違いの明確化)とは=専門店=ウリ(商品)の明確化=ターゲットの明確化と繋がっていきます。
どんな専門店にするのかが決まると、自ずとどんなウリ(商品)でどんなターゲットかが決まってきます。
理美容業界の差別化について
理美容業界は例として以下のように差別化されており、それぞれターゲットが異なります。
・理容室
主に男性、顔を剃って欲しい人、年配者、フォーマルスタイルにしたい人
・美容室
主に女性、パーマやカラーをしたい人、若い男性、お洒落な人、髪型を気にする人
・QB
安く切りたい人、早く切りたい人、髪型を気にしない人
・縮毛矯正専門店
癖毛の人、ストレートになりたい人
・カラー専門店
髪の毛を染めたい人、白髪の人
・髪質改善美容室
ダメージ毛が気になる人、髪に艶が欲しい人
このように、理容室の隣に美容室、QBの隣にカラー専門店と店舗が並んでいても差別化されていてターゲットも異なり、利用者からしても違いがわかるので特に問題はありません。
問題なのは、理容室の隣に理容室、美容室の隣に美容室、同じ地域内に競合がある場合です。
競合とターゲットが被らないように差別化していかなければお客様の奪い合いになります。
それでは、どのように差別化していけば良いのか説明します。
まずは他業種はどのようにして差別化されているのか考えてみましょう。
病院は専門医に分かれる事で差別化
病院では病や治療法、専門医によって差別化されます。
・皮膚科(アトピー性皮膚炎)
・耳鼻科(中耳炎、アレルギー性鼻炎)
・内科(風邪、インフルエンザ)
・外科(ヘルニア)
・小児(気管支炎、食物アレルギー)
・脳神経外科(脳卒中、脳梗塞)
・ 歯科(歯周病)
・その他
専門医に分かれていれば隣同士に並んでいても病や治療法が異なる為、それぞれ患者も異なります。
ラーメン店も専門店や味(商品)で差別化
ラーメン店も専門店、味やスープ、ラーメンそのもので差別化されます。
・醤油ラーメン専門店
・塩ラーメン専門店
・味噌ラーメン専門店
・豚骨ラーメン専門店
・家系ラーメン
・ラーメン二郎
・その他
例えば、こってりした豚骨ラーメン店とあっさりした醤油ラーメン店が隣に並んでても味が異なり、お客様の好みが違います。
若い男性なら豚骨ラーメン店と醤油ラーメン店が隣に並んでいても豚骨ラーメン店へ、年配者や女性などで油が苦手な人は醤油ラーメン店へ。
メニューやターゲットに違いが有れば差別化され、来店されるお客様の好みによって変わるので隣同士に店舗が並んでいてもお客様の奪い合いになりません。
まとめ:差別化するには専門店になる事
専門店になる事でウリ(商品)やターゲットが絞られて特徴が生まれ差別化されます。
全国で理容室は約12万軒、美容室の数は約25万軒と競合店が揃う中、時代の流れと共にカット専門店QBや髪質改善美容室と専門店が生まれ、理容室や美容室との違いが明確化されていきました。
つまり、専門店になることで他店との違いが生まれ差別化する事ができます。
そして、一番やってはいけないのが子供からお年寄りまで男女問わず全ての方がご利用できますとターゲットを絞らず幅広いメニューにすると何の店なのかわからなくなってしまいます。
広く浅くではなく狭く深く(専門的)にすることが差別化になります。
それと、もう一つ。
差別化するには、その名の通りお客様を差別する事でも差別化になります。
差別とはあまり良い言葉ではありませんが特別扱いをする、優遇する、冷遇するなどの意味があります。
優遇とは優先的に扱う事、冷遇とは不当に低い待遇をする事です。
つまり、優遇客はターゲットのお客様、冷遇客はターゲットでないお客様となり、お客様を差別する事はターゲットの明確化と同じだという事です。
但し、来て頂いたお客様を選んだり差別したりする事は失礼にあたる事なので、ご来店前にホームページやポータルサイトを用いて、事前にお客様にお知らせしましょう。
そうする事で冷遇客(ターゲットでないお客様)が来店しなくなり、事前にトラブルを回避することができます。
それと同時に優遇客(ターゲットのお客様)で満たす事ができれば環境も良くなっていき働きやすくなっていきます。
今回のテーマについて栗原力也の場合

私の場合、会話の苦手な草食系男子専門店になります。
私は会話が苦手な人にターゲットを絞っており、会話をしないでカット(ウリ)しています。
何故なら私が学生時代に一人でテレビゲームばかりしていて会話をすることが苦手だったからです。
私のサロンでは草食系男子を優遇客とし、肉食系男子を冷遇客としています。
優遇客だけが集まり冷遇客を来店させないことで悪い口コミもされず、Googleマップでも高評価を維持する事ができています。

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